城壁の南側から堀を渡り、永寧門(南門)から城壁に登る。これだけ堅固で、さらに現存していることは信じがたい。

高さは12メートル。ビルの4〜5階分はある。周囲の堀は幅20m、深さは7m。城壁の外側は絶壁に切り立っている。ここでの攻防を想像すると恐ろしい。

城壁は東西に4.2キロ、南北に2.6キロ、周囲13.7キロ。今回は午前のため日差しを避けて、時計まわりで南門→西門→北門→東門→南門のコースで回ることにした。

驚くべきこの道は城壁の上である。幅は12m〜14mあり、車が十分通れる広さがある。自転車を借りていよいよスタート。

石畳はところどころ削れてへこんでいる。よく見て凸凹を避けないと、おしりが痛い。

西門を通過。市街地の鐘楼方向を望む。西安はシルクロードの出発点である。多くの旅人が最果ての地をめざして、この門をくぐって行った。

現在の城壁は明代に改修されたもの。巨大であるばかりか、むしろ美しさを感じる。万里の長城が示すように、中国の歴史は北方民族との抗争の歴史でもある。元、清などの北方民族による国家は、長安(西安)でなく、しがらみが無い、かつ北方に近い大都(北京)を遷都した。

晴れた日のサイクリングは気持ちいい。未だ3分の1、城壁は続く。遥か先は霞んで見えない。

北門を通過。このあたりは現在改修中だ。ようやく半分過ぎた。

西安駅を通過。駅前の広場は列車待ちの人で、ごった返している。中国の列車は必ず軟座(一等)を、予約して乗るのが良い。さもなければ難民の気分を味わうこととなる。

東門を通過。いささか疲れる。日ごろの運動不足を痛感する。ひざの筋肉が痛い。ペダルが重い。一周を試みたことを後悔する。

もうすぐ終点。城壁から景色を見下ろす余裕がもどる。この辺は碑林博物館で、町並みが中国風で美しい。

スタートの永寧門(南門)に到着。所要時間80分。ゆっくり休みながらなら、約100分はかかる。路面が石畳のため、予想以上に疲れた。ゴルフ1ラウンドぐらいの疲労感はある。体力と時間に余裕のある方はどうぞ。


■開場時間:夏7:30-21:30、冬8:00-18:00、休みなし。

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